重陽祭(車折神社)

9月9日に車折神社で重陽祭が行われます。(京都市)
重陽祭は、平成9年より130年ぶりに復活しました。
江戸末期までは盛大に行われていたと言われています。

9月9日は、9と言う数字が重なるので重陽(ちょうよう)と呼びます。奇数が陽。偶数が陰。
重陽の日に菊酒を飲むと、災厄から逃れると言われています。
菊は、古くから長生きが出来る効力があると言われています。



長寿を祈願する神事が13:00より行われます。
お祓いをされ、
神前に、お供え物等を置かれます。
この時に、重陽と言うことで黄色と白色の菊を供えます。



神事が終えると、楽人による雅楽が演奏され、菊の挿頭を身につけた舞楽が行われます。
舞楽を舞われる人は、両手に宝玉を持っておられます。


舞が終わり、神事も終わり神前前で、参拝者に菊酒が振る舞われます。
盃の中に菊の花びらが入っています。



舞楽に目がいきがちですが、車折神社の菊は、神前に供える花束と舞楽の挿頭と菊酒です。
舞楽の奉納を見られるには、1時間前に場所を確保されるのが良いかと思います。
舞われる場所が狭いですから。

2008年におこなわれた「重陽祭」の様子です。

〜車折神社〜
市バス・京都バス「車折神社前」下車、徒歩1分。/嵐電「車折駅」下車。

9月の歳時記
inserted by FC2 system