上京薪能(白峯神宮)

9月中旬に白峯神宮で、上京薪能が行われます。(京都市)
上京薪能は、市民の発表の場として行われています。
一部:16:00〜(各、社中さん)二部:18:00〜(舞楽・狂言・能など)と行われます。
市民の皆さんに、伝統芸能を身近に感じていただき、幽玄の世界に親しんでもらう為に行われています。
薪能は、約4時間40分と長くあり、途中で休憩が20分ほどあります。
この上京薪能は料金が安く、本当に良心的な薪能です。本来の薪能なんて、5000円クラスが普通でしょうから。
二部は、いちひめ雅楽会や茂山狂言や金剛流の能なども行われます。※雨の場合は金剛能楽堂に変更されます。


二部が始まる前に、火入の儀が行われます。宮司さんにより祓いなどが行われ、本殿の火を松明に点火します。
この後、境内の篝火に点火。門前の篝火に火を点火…火入れ式は楼門の前で行われるので撮影は問題なし。


邦舞で八島官女。箏で秋の初風
独調(羽衣)仕舞(兼平・吉野静・鞍馬天狗)舞囃子(清経)とあり、狂言で舟船。


仕舞(敦盛・仏原・船弁慶)などが行われ、2012年の目玉は能で松山天狗です。
白峯神宮の御祭神、崇徳上皇を主人公とした金剛流。後半の部分を奉納されました。


行われる団体や演目は、年度より変わります。

2012年におこなわれた「上京薪能」の様子です。

〜白峯神宮〜
市バス 「堀川今出川 」下車。

9月の歳時記
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