若沖忌(石峰寺)

9月10日に石峰寺で、若沖忌が10:30に行われます。(京都市)
若沖とは、伊藤若沖の事で京の絵師でした。
若沖忌では普段、公開されていない伊藤若沖の掛け軸が見られるとあり好評です。
若沖の掛け軸は、日本や海外に出展されているので、毎年、初めて公開する掛け軸があります。


鐘が鳴らされると法要が始まります。
参列者さんは招待者さんの他に一般の方も。招待者さんは堂内に。
この若沖忌が行われる日は石峰寺は拝観が無料になります。
法要の途中で、焼香を順々にします。一般の人は外で、招待者さんは堂内で…


堂内の法要が終わると、若沖の墓の前でも法要があります。
墓の後ろには、新しい塔婆が入れられます。参列者は、順々に墓前で焼香を。
若沖の作品の中で果蔬涅槃図と言うのがあり、これを模して墓前前には野菜のお供えがされています。


すべての法要が終わると、伊藤若沖の掛け軸が室内で見られます。
これを楽しみに毎年、来られる方も多いので長蛇の列が出来ています。
なお、若沖の掛け軸の
撮影は禁止です。

石峰寺と言えば五百羅漢が有名です。五百羅漢の表情も若沖が描いたものです。
今では五百羅漢も
撮影が禁止になっています。
賽の河原と羅漢です。これは07年に撮影(この時は撮影がOKでした)


2011年におこなわれた「若沖忌」の様子です。

〜石峰寺〜
JR「稲荷駅」下車、徒歩15分。

9月の歳時記
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