夏観音供柴灯護摩火渡り(一言寺)

8月17日に一言寺で、夏観音供柴灯護摩火渡りが行われます。(京都市)
※最近は17日に近い日曜日におこなわれています。
夏観音供柴灯護摩火渡りは、信者さんや門徒さんの厄除・所願成就などを祈願します。
一言寺は、ご本尊に千手観音に、一心に祈れば願いが叶うと言われています。
一言寺の御詠歌には、「ただたのめ、仏にうそはなきものぞ、二言といわぬ、一言寺かな」と言う言葉があります。


子供みこし練行(9:00)
一言寺の境内で待機していた子供みこしの人達が集合場所に向かいます。
各町内をダルマや山車が回って行きます。



子供みこし練行が終わる頃には、本堂で千手観音護摩供(11:00)が行われます。

火渡りが行われる前に柴灯護摩供が19:00に行われます。
柴灯護摩供の途中で火渡りが行われる旨を本堂前で報告します。
報告が終わると、火渡り(20:00)の準備が進められ、道が整えられ山伏さん達が素足で渡ります。


一般の方の火渡りも行われます。(火渡りは、誰でも参加できます)
火渡りをする前に、お祈りをして渡りきった後にも、お祈りします。信者さん達は熱心に、祈りを捧げています。


参道の坂道には露店が立ち並び、本来3分で行けるところが10分程かかります。
境内には周囲を取り囲むぐらいの人はおられます。

2007年におこなわれた「夏観音供柴灯護摩火渡り」の様子です。

〜一言寺〜
京阪バス「一言寺」下車、徒歩3分。/地下鉄バス「醍醐駅」下車、徒歩15分。

8月の歳時記
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