祇園:八朔(花街:祇園甲部・宮川町)
8月1日に祇園一帯で、八朔が10:00頃から始まります。(京都市)
八朔とは、八月朔日を略しているのです。
農家では八月に新しく収穫した穀物をお供えすると言う意味があるのですが、
祇園花街では、日頃からお世話になっているお茶屋さんに「おめでとうさんどす」って言って挨拶回りをするのです。
舞妓さんや芸妓さんは、黒紋付に白塗りの正装で、暑い中をまわります。
八朔は、京都の五花街で行われますが、祇園甲部は黒紋付に白塗りの正装です。あとの花街は正装しないで回ります。
挨拶回りが祇園一帯で行われますが、挨拶回りも人数が多いので、時間がかかります。
徒歩で移動される方や、車(タクシー)で移動される方まで様々です。
舞妓さん芸妓さん仕込みさん達が。
この方達は毎年この巽橋で整列してカメラマンさんにサービスしてくれるそうです。
白川巽橋を中心に撮ってみました。
舞妓さんの中には常連さんの口利きで記念撮影サービスを
してくれる方々もおられます。辰巳稲荷
花見小路を歩いていた舞妓さん。
宮川町の八朔は、黒紋付に白塗りの正装ではありませんが、11:00頃より始まります。
祇園甲部の花街でカメラマンさんが多いのは、3箇所。井上流家元・白川巽橋・一力前です。
ちなみに五花街の八朔ですが、およその時間です。※時間は年度により変更になる可能性あり。
(祇園甲部10:00・上七軒10:30・宮川町11:00・祇園東11:30・先斗町12:00)
2014年におこなわれた「祇園甲部:八朔」の様子です。
2017年におこなわれた「宮川町:八朔」の様子です。
〜白川(巽橋)〜
市バス「四条京阪前」/京阪「祇園四条駅」下車、徒歩5分。
〜花見小路〜
市バス「祇園」「四条京阪前」/京阪「祇園四条駅」下車、徒歩3分。
8月の歳時記