八つ橋祭(金戒光明寺)

6月12日に金戒光明寺の墓地で八つ橋祭が10:30に行われます。(京都市)
6月12日は八つ橋忌の日。
八橋検校は、寛永年間の初め摂津で城秀と称して三味線の分野で活躍した。
その後、筑紫善導寺の僧・法水に師事して筑紫流箏曲を学んだ。
この箏曲を基に日本の箏の基礎を作り上げました。
楽器や奏法の改良、簡略化し、段物などの楽式の定型化などに取り組んだ。
代表作に組歌の『梅が枝』、『菜蕗』、『心尽し』、『雲井の曲』などがある。
段ものの『六段の調』、『乱』、『八段の調』も八橋の作と伝えられている。
寛永13年に上洛し、母親が俳人・藤本箕山配下の
山住某に扶持されていたことにちなんで山住勾当を名乗った。
1639年に再び上洛して上永検校と称し、のちに八橋検校と改めた。



金戒光明寺の多重塔の裏側に八橋検校の碑があり、墓前祭があります。


八つ橋祭は金戒光明寺でおこなわれますが、
八つ橋忌が法然院で14:00におこなわれます。


2022年におこなわれた「八つ橋祭」の様子です。

~金戒光明寺~
市バス「岡崎道」下車、徒歩15分。


6月の歳時記

inserted by FC2 system