高祖会/採灯大護摩供(聖護院)

6月7日に聖護院で、高祖会/採灯大護摩供が行われます。(京都市)
高祖会/採灯大護摩供は、役行者が6月7日に入寂されたことを偲んで、行われます。


15:00頃に法螺貝を先頭に、山伏さんが境内に入って来られます。
採灯大護摩供の前に整列し終わると、山伏問答が始まります。


山伏問答とは…
★山伏とは?★修験道の開祖とは?★修験道の本尊とは?
★肩にかけたけさとは?★腰につけたるつまは?★採灯大護摩のいわれは?
こんな問答のやりとりです。
問答が終わると、入場が許可され大護摩壇に整列します。

はだんの作法が行われ、道場を清め参加者を清め神を清めます。
弓を、東・南・西・北・中央・鬼門に矢を放ち、刀にオノの儀式が行われます。


儀式が終わると採灯大護摩に点火します。煙はモクモクと立ちのぼり、あたりは白い煙に覆われます。


座主さんが、護摩木を護摩壇に祈祷して放り投げます。
その後に山伏さん達が祈祷をしながら護摩木を投げ入れます。
山伏さんと共に、信者さんも祈祷を唱えます。護摩木が投げ入れられると、採灯大護摩供は終了します。
聖護院の前では、座主を中心に整列して、終わります。1時間ぐらいです。


2007年におこなわれた「高祖会/採灯大護摩供」の様子です。

〜聖護院〜
市バス「熊野神社前」下車、徒歩3分。

6月の歳時記
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