下御霊神社還幸祭(下御霊神社)

5月18日以後の日曜日に下御霊神社で、還幸祭が行われます。(京都市)
この祭は、疫病など禍を鎮め氏子区域の繁栄を願う祭礼です。
氏子地区を神輿が移動します。途中、途中で神輿の差し上げや剣鉾の剣差しが行われます。

舞殿には、大宮神輿と若宮神輿と子供みこしが置かれています。
舞殿に置かれている大宮神輿は、土台の長さ(1.7M)が全国でも最大級と言われています。
重さも京都で一番重いとされています。神輿が重いので、移動する場合は車に載せて運びます。

下御霊神社還幸祭のコースは、氏子地区を巡ります。
神幸列(10:00)と神輿(11:00)のコースは多少違います。



=下御霊祭の行事の流れです=
★神輿蔵出し、飾り付け、鳳輦飾り付け、十二灯設置★神幸祭★若宮神輿御霊入れ儀式
★宵宮(松明、子供神輿3基、十二灯2基巡行)★還幸祭(神幸列・若宮神輿)★神輿飾りじまい★神輿蔵入れ

神幸列が下御霊神社前を出ます。まずは先太鼓で巡行が来ることを知らせます。
剣鉾が4基続きます。2基の剣鉾が剣差しを随所でします。


行列は続きます。最後は御鳳輦でしょうか・・・。神幸列はここまでです。


神輿巡行が始まる前に、下御霊神社の舞殿前で神事が行われます。
神輿が舞殿から下ろされ、下御霊神社前に出されます。
下御霊神社前にて、神輿の飾り付けが行われた後に巡行します。

神輿が出発する時に、締めくくりで手をたたきます。

ヨーサノ「パチパチパチ」。ヨーサノ「パチパチパチ」。ヨーサノ「パチパチパチ」。ヨー。
寺町通を担ぎ手が「ホイット、ホイット」と鉦を上下に揺らしながら行きます。神輿の後は、馬に乗った神職さんが続きます。


河原町丸太町交差点で神輿を3回まわして差し上げを行います。
その後も氏子町をまわり、神輿が鴨川の二条大橋を渡って行きます。



神幸列は、10:00と14:00の2度(東の地域・西の地域)、氏子地域を回ります。
14:00頃に、下御霊神社前に神幸列が整列します。神幸列を京都府庁前で撮って見ました。

剣鉾は、随所で、剣差しを行います。休憩地点では、必ず、剣差しがあります。


神幸列は、氏子地域を回ります。雅楽の音が鳴り響く中、御鳳輦が休憩地点に到着します。
到着後、御鳳輦前では神事が行われます。


神幸列とは、別に、神輿巡行が行われています。
神幸列と神輿巡行の時間差は、1時間〜2時間ほどです。下御霊神社に19:00頃に戻ってきます。


2009年におこなわれた「下御霊神社還幸祭」の様子です。

〜下御霊神社〜
市バス「河原町丸太町」下車。/京阪「丸太町駅」下車。

5月の歳時記
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