斎王代・禊の儀(下鴨神社)

5月4日に、下鴨神社で斎王代・禊の儀が10:00より行われます。(京都市)
斎王代・禊の儀は葵祭の前祭の一つです。斎王の初代は、平安時代に嵯峨天皇皇女だと言われています。
その後、394年の間は、未婚の女性から選ばれました。
昭和31年に斎王列が復活したのにともない、斎王代も復活しました。

斎王に選ばれると、御所で正装をして、河原で禊の儀式が行われます。
禊の儀は、1年おきに上賀茂神社と下鴨神社で交代に行われています。


斎王をはじめ、女人列に参加する女性たちが斎場に到着しました。巫女さんが祓串をそれぞれに配ります。


斎場で神事が行われます。女人列に参加する女性たちの、お祓いも行われます。
御手洗川では、禊の儀のハイライトでも言いましょうか、斎王代が川に手を入れ清めます。


斎場で儀式が終わると、途中、御手洗川で祓串をそれぞれが流して本殿前に並び、お詣りします。
女人列の女性たちが楼門前に移動します。斎王代が、衣装直しをして、楼門を出ていきます。


鳥居まで女人列の行列を組んで移動します。その後は、バスで移動します。


斎王代を挟んで、御手洗川の対岸は報道関係者さんと関係者さんのみです。
一般の方は正面から撮れません。
狭い場所ですから、正面横の場所は2時間以上前に行かないと最前列は確保しにくいです。

2007年におこなわれた「斎王代・禊の儀」の様子です。

〜下鴨神社〜
市バス「下鴨神社前」下車。/京阪・叡電「出町柳駅」下車。

5月の歳時記
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