地主祭(地主神社)

5月5日に地主神社で、地主祭が行われます。(京都市)
地主神社は、約1000年前の天禄元年に、円融天皇行幸の際、勅命により行われたのが始まりとされています。
地主祭は、地域内の安全や繁栄など。もちろん恋や縁を成就祈願するのも…
白川女が地主桜を天皇に献上した様子を、雅楽・白川女・武者行列・稚児が氏子町を練り歩きます。


地主神社は縁結びの神様と知られ、多くの女性が訪れる神社です。
地主神社には、恋占いの石が2つあり、片方の石から反対側の石まで目を閉じて歩きます。
無事に、たどりつけば恋の願いが叶うと言われています。


地主神社の祭りは、以上の祭りがあります。
えんむすび地主祭り えんむすび初大国祭 元旦祭 成人祭 節分祭 えんむすび祈願さくら祭
地主祭り 夏越の大祓い 恋愛成就 七夕祭 敬老祭 もみじ祭り しまい大国祭 大祓祭

13:00より本殿前で関係者の祓いが行われます。祓い清めが行った後、行列がスタートします。
地主神社の正式な入口から、清水寺を出て…清水坂を下って行きます。
行列は途中で、武者・稚児の行列が加わり、産寧坂や二年坂など、清水の各町を回って行きます。


行列は、氏子町内をまわり、各、町内に神輿や祭壇が置かれていて、祓い清めや休憩を行います。


東大路通付近で、神輿が待機していて、行列に神輿が加わります。
神輿が通る間は、東大路通の交通を遮断して、威勢の良いところを見せています。


行列は各町を回りながら進み清水坂に行列が戻ってきました。参道の道は、多くの人が。
仁王門横で行列に参加している人達の記念撮影を。


行列は、清水寺に向かいます。清水寺の本堂に、神輿や行列が入るのは、この地主神社の地主祭だけです。
地主神社に神輿、行列が戻り、最初に、武者・稚児さん全員が神社に祈願します。


続いて、神輿2基が本殿前に置かれ、祓いをします。
最後に本殿で地主祭が無事に終わった事を告げたり、家内安全・無病息災・事業繁盛・世界平和を祈願する神事が行われます。
裃姿の総代の方々や神職さんが、御神酒をいただいて、終了します。


2009年におこなわれた「地主祭」の様子です。

〜地主神社(※清水寺の境内)〜
市バス 「五条坂」「清水道」下車。

5月の歳時記
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