文子天満宮還幸祭(文子天満宮)

4月第3日曜日に還幸祭が行われ、3日前には神幸祭が行われます。(京都市)
江戸時代に神輿などを文子天満宮に寄付され、
その神輿が西之京16町を巡行したのが始まりと言われています。

菅原公の御霊を右近の馬場に祀れとのお告げが巫女の多治比文子にあり、
自宅に祀った場所が、北野天満宮発祥の地です。
その後北野天満宮は、現在の場所に移されました。
文子の住居跡は神殿になり、文子天満宮と呼ばれるようになりました。
やがて西の京に移され、明治6年に、この地に文子天満宮が遷座されました。


御旅所で還幸祭の神事が13:00に行われ、文子天満宮に向かいます。
還幸祭は氏子区域をまわります。
北野天満宮の東門に神輿が到着です。
文子天満宮で、還幸祭の神事が16:00に行われ、御霊を文子天満宮に戻します。


文子天満宮で御霊を抜き、
御旅所付近まで神幸祭と同じ道順で戻ります。
最後に、神輿を蔵に入れます。ここでは、神輿を担ぎます。



2007年におこなわれた「文子天満宮祭」の様子です。

〜文子天満宮〜
市バス「北野天満宮」下車、徒歩10分。


4月の歳時記
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