涅槃会(東福寺)

3月14日から数日間、東福寺で涅槃会がおこなわれます。(京都市)
期間中、涅槃図が公開されます。法要は初日に。
涅槃図とは、お釈迦さまが入滅した時の様子を描いたものです。
お釈迦さまが入滅したとされる日に合わせて
涅槃図を飾り法要を行います。


涅槃会公開は無料で見られ境内では甘酒が接待されています。
接待では花供御(はなくそ)が入っており食べ放題です。

花供御とは、正月にご本属にお供えた鏡餅のお下がりを小さく刻み、
焼いてあられにしたもの。
これを涅槃会法要の際、
参拝者の献花や供物に対するお返しとして配られたと伝えられています。
本来、仏様への献花や供物を「はなくご」と言いますが、
「はなくご」という音とお返しのあられの見た目が似ていることから
「お釈迦様の鼻クソ」と揶揄され、「はなくそ」と呼ばれるようになったといわれています。


この涅槃会の期間中、
東福寺の三門(有料)にあがれます。


2023年におこなわれた「涅槃会、涅槃図」です。

~東福寺~
市バス「東福寺」下車、徒歩10分。

3月の歳時記

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