流し雛(渉渓園)

3月3日に渉渓園で、流し雛が13:30に行われます。(京都市)
古来より、3月3日に人形に穢れを移し、水に流す習慣があるそうです。
上賀茂交通安全協会さんと共に上賀茂小学校に入学する氏子地域の幼稚園児と
保育園さんを対象とした、お子さんが流し雛を行います。
涉渓園は行事など以外は、本来は入れません。
※3日が日曜日の場合は、土曜日に行われます。


涉渓園に集合した後に、頭や体に飾りものを付けます。
最初に清め祓いを行い、続いて本殿で神事を行います。
神事が行われている最中に涉渓園では、
流し雛のテストが行われています。
 

神事が終わると涉渓園で、流し雛の祭事が行われます。
幼稚園児が男女1組みづつ水に付けていきます。
流し雛は水に溶ける素材で出来ているそうです。
流し終えると交通安全協会さんの人形劇が行われます。
  

本来は、幼稚園児と保育園さんと合同で行われるのですが、
保育園さんが遅れたため個々に、行われました。
渉渓園で祓い清めた後に、人形劇の前でおひなさまを合唱します。
その後に
渉渓園で、流し雛が行われます。
保育園さん側は緑色と桃色の衣装で登場します。
こちらも男女1組みづつ水に付けていきます。前には桃の花が咲いています。
  

流し雛は、最後まで流れるものや、途中で沈むものまであります。
幼稚園児と保育園さんとの流し雛が終わると、
出入口で、ひなあられと工作キッドがいただけます。
最後に、桟俵(右)が流されます。これで流し雛は終了します。
 

2008年におこなわれた「流し雛」です。

渉渓園
市バス「上賀茂神社前」下車、徒歩5分。


3月の歳時記
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