初湯式(八瀬天満宮)

2月25日に八瀬天満宮で、初湯式が10:00より行われます。(京都市)
初湯式とは、湯立の事です。湯を振りまいて厄除け祈願をします。
八瀬天満宮では、湯立の湯を飲んで身体の内・外、両方で厄を払います。

八瀬天満宮には神職さんがおらず、宮座の人が年ごとの交代で務めます。
神社守になると、その年の1年は神社に早朝にお参りを。食事制限もあるようです。
神社の祭事の時は、神社守の方が務めます。
時間前になると宮座の人達が天満宮にある社を1箇所づつ、
お参りされ最後に本殿の周囲をまわり正面で祈願を。
古老の人達は、建物内から祭事(湯立)を見られます。


八瀬天満宮の釜は2つ。最初に、みなさんを清めます。
  

続いて、湯立です。
釜は2つなのですが、儀式から湯を振りまくまで1つづつされます。
最初に儀式がおこなわれます。
初湯を神前に、お供えをしないので、どの場で柄杓の儀式。
 

三種などの後に大弊でかき回します。
  

儀式が終わると、湯を笹で振りまきます。
釜の湯は儀式の最中も焚かれているので湯気がいっぱい。
  

湯立が終えると、湯を柄杓ですくいガーゼで湯をこします。こした湯は飲み湯とします。
湯立が終えると本殿の鉦を鳴らし終わりを告げます。
  

2つの釜があるので、一連の事を繰り返し進行します。
初湯式の祭事が終わると直会で、こした湯を飲みます。

2013年におこなわれた「初湯式」の様子です。

〜八瀬天満宮〜
京都バス「ふるさと前」下車。


2月の歳時記
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