燃灯祭(上賀茂神社)

2月、乙の子の日に上賀茂神社で、燃灯祭が14:00に行われます。(京都市)
燃灯祭は、平安時代からつづいている神事です。
昔の人々は野原に出て若菜を摘んで春を迎えるための宴、
野辺で和歌を詠み遊びを催しました。
七野(内野・北野・平野・神明野・紫野・上野・蓮台野)でも以前は行われていました。


この祭事に参加するには、始まる15分前に社務所前に集合です。
ここから神職さん、崇敬者さん等の後に続いて、みあれ野に行きます。
※みあれ野は、普段は立ち入りが禁止の場所です。
この祭事では、特別に入る事が出来るのです。
みあれ野で、小松引きをされるまえに整列されます。
  

みあれ野で小松引き、若菜の新芽を摘みます。
摘んだ新芽は駕籠に入れます。5分ほどで終了。
 

終了後に整列。上賀茂神社の境内の土舎に移動します。
  

土舎で小松と燃灯草を添えた供物を作ります。
作り終えると本殿に移動し、燃灯祭の神事が行われます。
 

2013年におこなわれた「燃灯祭」の様子です。

〜上賀茂神社〜
市バス「上賀茂神社前」下車。


2月の歳時記
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