若水神事(日向大神宮)

1月1日に日向大神宮で若水神事が3:00より行われます。(京都市)

疫病が流行した時に「泉の水を汲んで万民に与えよ」との神のお告げがあり、
水を与えると疫病が収まったとして、この泉を朝日泉と名付けられました。
若水神事とは、元日の早朝に井戸や源泉から水を汲み、
神前に供えて神事をします。
若水は、元旦の早朝に汲む水の事です。
若水を飲むと、邪気が祓われると言われており、
若水で食事を作ったり茶を沸かしたりされていたそうです。
若水神事は、神社などばかりではなく、
水に関係する、酒造関係などでも行われます。


宮司さんが竹筒を祓った後で、
境内にある朝日泉に巫女さんと共に竹筒と神火を持って向かわれます。
 

境内にある朝日泉の社が開かれ、
宮司さんが2本の竹筒に水を汲み入れられ汲み入れ竹筒を持って戻られます。
社務所に戻られる前に、境内の中央で四方拝も行われます。
四方拝とは、方角(東西南北)に向かって神に祈ります。
その後、社務所で祝詞などの神事が行われます。
  

見学された一般の方々に、
おさがりがいただける場合もあります。


1〜3日まで、
若水を一般参拝者さんにも授与されます。

2008年におこなわれた「若水神事」の様子です。

〜日向大神宮〜
地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩、15分。


1月の歳時記
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