新年能楽奉納(上賀茂神社)

1月2日、上賀茂神社で新年能楽奉納が馬場殿で13:30より行われます。(京都市)
新年に、めでたい能楽を演じ天下泰平などを願います。


演じてさんが入って来られます。


最初は、能「翁」。翁は、五穀豊穣を祈願して舞ます。


仕舞、2023年は(高砂。草子洗小町。芦刈。猩々。)


そして2023年のメインは、半能「小鍛冶」
※ネットで「内容を拝見」コピペしました。
夢のお告げを受けた一条天皇(980〜1011)の命により、
勅使の橘道成は、
刀匠として名高い三條小鍛冶宗近(さんじょうのこかじむねちか)のもとを訪れ、
剣を打つよう命じます。
宗近は、自分と同様の力を持った相鎚を打つ者がいないために打ち切れない、
と訴えますが、道成は聞き入れません。
進退きわまった宗近は、氏神の稲荷明神に助けを求めて参詣します。
そこで宗近は、不思議な少年に声をかけられます。
少年は、剣の威徳を称える中国の故事や日本武尊(やまとたけるのみこと)の
物語を語って宗近を励まし、相鎚を勤めようと約束して稲荷山に消えていきました。
家に帰った宗近が身支度をすませて鍛冶壇に上がり、
礼拝していると稲荷明神のご神体が狐の精霊の姿で現れ、
「相鎚を勤める」と告げます。先ほどの少年は、稲荷明神の化身だったのです。
明神の相鎚を得た宗近は、無事に剣を鍛え上げました。
こうして表には「小鍛冶宗近」の銘、
裏にはご神体が弟子を勤めた証の「小狐」の銘という、
ふたつの銘が刻まれた名剣「小狐丸」が出来上がったのです。
明神は小狐丸を勅使に捧げた後、雲に乗って稲荷の峯に帰っていきました。



2023年におこなわれた「新年能楽奉納」の様子です。

~上賀茂神社~
市バス「上賀茂神社前」下車。

1月の歳時記

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