明恵上人忌(高山寺)

1月19日に、高山寺で開山堂と御廟で明恵上人忌が10:30に行われます。(京都市)
明恵上人忌とは、後鳥羽上皇より寺の復興の道場として、高山寺を建立しました。
戒律を重んじて、高山寺で学問にはげみ、復興に尽力しました。
上人は坐禅を好み、日中夜、修行に没頭したと言われています。
御廟には、「山のはにわれも入りなむ月も入れ 
夜な夜なごとにまた友とせむ」と刻まれた明恵上人の石碑があります。
普段は御廟の中に入れませんが、明恵上人忌の時は特別に入れます。



石水院から僧侶さん達が、開山堂に向かわれます。
明恵上人は和歌山の出身とあり、金剛山からも僧侶さんが来られています。
開山堂で、法要が行われます。下記の順序にて、行われます。
前讃(四智梵語)/理趣経/後讃(佛讃)/光明真言:七遍/佛眼/
南無当山鎮守/南無大師遍照金剛/南無開山明恵上人/回向/出堂
法要も最後の方になると、
檀家さんの焼香や参列者(一般の方)さんも焼香を上げます。

  

開山堂での法要が終えると、
高山寺の僧侶さんだけで御廟にて法要が行われます。
御廟での僧侶さん檀家さんの焼香が終わると、
御廟の奥の明恵上人の石碑前で焼香が上げられます。
ふたたび御廟に戻り、法要をして終わります。
ここでも、檀家さん以外にも、一般の方も焼香が出来ます。

  


2008年におこなわれた「明恵上人忌」の様子です。


〜高山寺〜
JRバス「栂ノ尾」下車。


1月の歳時記
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