御粥神事(上賀茂神社)

1月15日に上賀茂神社で、御粥神事が行われます。(京都市)
御粥神事とは、小豆粥を食すと邪気が祓われると言われており、
粥杖を小豆粥と共に神前に供え、国民の安泰を願うものです。
御粥神事(10:00)は、
小豆粥神事とも呼ばれ小豆粥を食して邪気を祓うと言うものです。
中門には、左右に、卯杖が飾られています。
卯杖とは、中国から伝わったもので、邪気を祓うとされています。
角棒を腰に吊し、古代のお守りの原型だと言われ、
縁起物として重宝されています。
平安時代の宮中では、正月の初卯の日に、
卯杖をお守りとして飾る習わしがありました。
卯杖は、空洞の空木を2本合わせて、
山立花・石菖蒲などを挟んで飾ったものです。


2008年におこなわれた「御粥神事」の様子です。


上賀茂神社
市バス「上賀茂神社前」下車。


1月の歳時記
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