じじばい講(梅林寺)

1月8日に梅林寺で、じじばい講が11:00より行われました。(京都市)
じじばい講とは、厄除けや豊作を願う農耕行事と言う説や、
大蛇を追い払う儀式と言う説があります。
じじばい講では、丸太を青竹で叩く変わった行事です。
旧梅小路村在住の家の戸主や妻が、じじばい講に参加します。
※旧年中に不幸があった場合は中止になります。不幸があった家は参加できません。


行事が行われるのは、4メートル四方のお堂(大日堂)です。
丸太と青竹が置かれ、青竹は3本単位で結ばれています。
住職さんが読経を行います。正面には、大日如来坐像が安置されています。
読経の最中に、しきびの枝を回し葉で身を清めます。
住職が鐘を鳴らし木魚を叩かれると、突然、青竹を丸太めがけて叩きます。
その時に、「ヤーッ」「トーッ」「ジジバイヤ」と声を発します。
読経が終わり、午王宝印の護符を渡します。
  

青竹を叩かれる時間は、5分ぐらいと短いです。
お堂の前は4名程度しか立てませんが、それでも十分です。

2007年におこなわれた「じじばい講」の様子です。

〜梅林寺〜
市バス「西大路八条」下車、徒歩10分。


1月の歳時記
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