お迎え提灯(祇園祭)


7月10日に、お迎え提灯の行列が行われます。(京都市:7月の歳時記)
お迎提灯は祇園祭の神輿洗を迎えるための行事で、10日の16:30頃に行われます。
===巡行のコース===
八坂神社清々館(16:30)→石段下→四条河原町→河原町御池→市役所前
(市役所前で、17:30−18:30の間、鷺踊・小町踊・祇園音頭の奉納)
市役所前→寺町通→御旅所→四条河原町→石段下
(神輿洗の神輿を迎える為に、祇園囃子が奏でられます)
石段下→神幸道→八坂神社(20:30)(八坂神社の能舞台で、21:00より舞踊奉納)


先太鼓が太鼓を鳴らしながら先頭を行きます。そして、「おむかえ」と書かれた提灯が続き、
祇園囃子(函谷鉾)の音色が巡行を盛り上げてくれます。祇園囃子の山鉾は年度により変わります。
祇園囃子
鬼武者
小町踊
鷺踊
しゃぐま
祇園音頭

馬長稚児が、提灯を先頭に。横には、お母さんでしょうか心配そうに付き添っています。
   

市役所に到着すると、行列は、それぞれの立て看板の長椅子に座ります。
市役所前で式典が行われ、花束を贈呈します。
 
市役所前が工事中のため、本能寺でおこなわれます。

さぎ踊の2人が花束を贈ります。式典が終了後、舞踊奉納が行われます。
【さぎ踊・小町踊・祇園音頭】
  

奉納が終わり、寺町のアーケードから御旅所に行き、石段下に向かいます。
境内で休憩後、神輿洗いの神輿が石段下に戻る頃に石段下で整列して、お迎え提灯です。
※雨の時は石段下でのお迎えは中止になります。
お迎え提灯の横を神輿が通過していきます。
  

その後、神輿が舞殿に置かれると、八坂神社の参道で鷺踊り。能舞台で小町おどり・祇園音頭の奉納が行われます。
鷺踊りの画像は、16日(宵山)の時に行われた時のものです。10日の時もこのような感じです。
  

雨が降れば、巡幸コースが途中で変更される場合もあります。

〜八坂神社の行き方〜
市バス「祇園」下車。/京阪「祇園四条駅」下車、徒歩5分。


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